熊本県民天文台①

宙仲間に会うために熊本県民天文台に行ってきました!

ただこの日のお天気はどっぷり曇り(・□・)!!3時間かけて熊本に来たものの、果たして、私は星を仰げるのか!?

と、その前に。

熊本県民天文台についてご紹介しましょう。すでに気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、ここは「県立天文台」ではなく「県民天文台」。つまり県民の、県民による天文台なのです。

というのも、こちらの天文台は、星好きの方の出資や地域の方による募金などによって1982年に開設された、全国でも珍しいアマチュア天文台!星好きの皆さんと、地元の皆さんの熱意によって、運営が続けられています。

でも熊本といえば、4月に大きな地震がありました。

その際「天文台の命」とも言うべき望遠鏡が、なんと破損してしまったそうなのです。

「震災時は木曜日だったから、ここで被害者がでなくてよかったです」

と語られるものの、天文台を大切に運営してこられた皆さんの心中はいかばかりか・・・現在は、望遠鏡を借用して、土曜日のみ運営されているとのこと。その土曜日を狙って、お邪魔しました☆

県民天文台は塚原古墳公園というところにあります。ここがまた本当にいいところなんです!何と言っても、空が広い!!一面が芝なので、寝っ転がって星を見ることもできます!

 

昼間は、家族でバトミントンをしたり、木陰で語り合ったりと、まったり過ごせます。こんなところが近くにあったらいいなあ~!

さて、私は案内看板のままに天文台へ。

 

夜は真っ暗なのですが、はやる気持ちが抑えられず、天文台を目指してダッシュしました。初めて来るところでも、「この先に天文台がある!」という嗅覚、我ながらさすがです(笑)※危ないのでまねしないで下さいね

「こんばんは!」

と、勢いよくドアを開けると、お二人の方が出迎えてくれました。お一人は天文台の副台長さん。ひげがダンディーなおじさま。とても優しそう。もう一人は、私の宙仲間。優秀な大学院生であり、阿蘇の美しい星景写真を撮り続けている、Sさんです。Sさんは熊本市内から原付で阿蘇まで行ってしまうという行動派。ちなみに1時間くらいかかるそうですよ…すっ、すごい!

このときはまだ曇天だったので、お部屋の中でしばし懇談。お二人とも、気さくで優しくて、私もあっという間になじんでしまいました(笑)

いつも思うのですが、「星が好き!」というだけで、すぐに意気投合し、まるで前から知り合いだったかのようにお話ができてしまうのは不思議です!しかも、星好きには、いい人が多い!!これは本当です。

皆さん、心が広いんですよね~

こんな「はじめまして」の私を明るく受け入れてくれて…心から感謝です。

予報では20時過ぎから晴れるようになっていたので、それまでいろんなお話を伺いました。この天文台のなりたちや、震災のこと…

ひげの副台長さんは、これまでたくさんの宙を見てきた、星猛者のようで、私が「今まで見た中で、一番美しかった星空はどこですか?」と聞くと、「オーストラリアもよかったけど・・・オーロラかな」と北欧に奥様と行かれたときのことを話してくれました。現地に着いたその日からオーロラが見えて、最後のほうは「見飽きるくらい(笑)」だったとか。

うらやましいっ!うらやましすぎます~(T_T)

オーロラ・・・人生で一度は見てみたいと固く誓った夜になりました。

そうこうしているうちに、かわいい2人の男の子を連れたお父さんがやってきました。元気いっぱいの男の子2人は、ひげの副台長さんが出してくれたお菓子に夢中です(笑)でも部屋の中に星の写真があるのに気付くと、興味を持ち始めました!

 

「これ、馬の形に見えるね!」と馬頭星雲を指します。ムムッ、なかなかセンスある!!将来は天文学者になるかもしれません。

お父さんが「ここはアットホームでいいですね」と言われていましたが、本当にそう。あったかくて、いつでも誰でも受け入れてくれそうな、落ち着いた雰囲気です。でも星が見えなくて、だんだん退屈になった男の子たちのために、ひげの副台長さんが、「天文台の屋根だけでも開けてあげようかな」と2階にある天文台へ。ここはスライディングルーフ式のため、お天気が良ければ頭の上にある星を全て見渡せます。

そろそろ晴れてくるかな。

そんな淡い期待も抱きつつ、みんなで天文台へ。

すると、私たちを待っていてくれたかのように、少しだけ風が雲を動かしてくれました。

「あ!星が見えるよ!」

男の子が指す方向に輝くのは、ベガ。そう、織姫星です。ひげの副台長さんが、望遠鏡でベガを導入してくれます。

「わー!ぴかぴかしてる!」

男の子たちが喜んで望遠鏡をのぞき込みます。このベガの導入を皮切りに、少しずつ晴れ間が増え、星が見えてきました!

 

大人も子どもも星が見えるとテンションが上がる(笑)

ひげの副台長さんがM57やアンドロメダのガンマ星・アルマク、はくちょう座のアルビレオなど、次々と導入してくれます。男の子たちも、星を見ることができて、満足そう!!

「僕、土曜日はほとんどここにいるから、また会おうね」

Sさんが声をかけると、照れた様子の笑顔。やんちゃ盛りですが、お兄ちゃんに声をかけられて、嬉しかったようです(^_^)

男の子たちはまだまだ見たいようでしたが、夜も更けたので、お父さんに促されて帰って行きました。

ここからは、大人が全力で星を楽しむ時間。

天文台のステキな夜は、まだまだ続きます。その様子は、また明日☆

熊本県民天文台①” に対して2件のコメントがあります。

  1. 照美 より:

    宇宙を通じて,又、新しい出会いが出来ましたね(#^.^#)

    1. ナツ より:

      そうなんです☆
      年齢が違っても、本当に「仲間」と呼べる方々と出会えて、サイコーです!

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